健康ワンダーランド

中国で真の健康とアンチエイジングに励みつつ、生活を記録するブログ

20分でわかるアレルギー検査体験記(ダニ・犬アレルギー)

症状と病院に行くまで

2年近く前から睡眠中に口呼吸になってしまっていました。座っている時は問題ないのに横になって少しすると鼻呼吸ができないのです。鼻水とかで詰まっているわけではないのに、空気の通り道がなく呼吸ができない状況でした。友人に促され、ようやく耳鼻科に行きました。耳鼻科で鼻を見られた途端「これはアレルギーだね、きっと」と言われました。何のアレルギーかすぐわかる検査があるから受けて行きなさいと。

 

THERMO SCIENTIFIC社の8種類アレルギー検査キット体験

耳鼻科で扱っていた検査はTHERMO SCIENTIFIC社のアレルギー検査キットでした。

20分でわかるアレルギー検査 - Phadia - Setting the Standard - Phadia.com

指先から少しだけ血液を取り、その血液から主なアレルギーであるヤケヒョウヒダニ、ゴキブリ、ネコ、イヌ、スギ、カモガヤ、ブタクサ、ヨモギの8種類のアレルギーの有無を判別します。結果が出るまで約20分です。血液を取る時は「指先がチクッとしますよ」と言われたんですが、ほんとにちょっとだけチクっとしただけで全く痛くなく。また検査されることがあっても全く憂鬱になりそうにもないものでした。血液採取、1分ほどで完了です。

 

検査結果報告と対策

検査結果報告はまた医者の面談のもと行われました。上記8種類の項目それぞれに対して「陰性・陽性・強陽性」のいずれかで判断されます。私の場合ヤケヒョウヒダニといイヌが陽性、その他が陰性でした。検査キットでは陽性だと赤い線が浮かび上がるそうですが、ダニはかなり濃い線が、犬はうっすらと線が出たそうです。ダニ対策はやはり布団の衛生環境を整えることが必須らしいですが、今まで一度も気にしたことなく、ベッドの上で飲み食いしたり、シーツ等の洗濯もほぼしていませんでした。温度も湿度も高い広東省で半分の時間を過ごしているにもかかわらず。お医者さんから言われたすぐにでもやるべきことは「布団乾燥機を週に1回以上かける。熱でダニは死ぬ」「布団に掃除機をかけてダニを吸い取る」でした。乾燥機も掃除機も持っていません…。実家に25年前の乾燥機が眠っていますが。それから自分でできる対策ブックももらいました。どれもこれまでできていない事ばかり…。

ダニ対策

①掃除は寝具・寝室床・リビングを中心にできれば毎日、最低週2回行う。

②シーツ・カバー類は週に1回、たくさんの水で洗濯する。

③布団は週1回は干して日光に当て、両面に掃除機をかける。

④掃除機の集塵パックは2週に1度交換する。

⑤じゅうたんを避ける。布製家具もできるだけ控える。

⑥フローリングは拭き掃除をしてから掃除機をかけたほうがよい

⑦衣類・布団等を収納するには洗濯後にビニル等で密閉する

⑧食べ物、残飯を放置しない

 

処方された薬はタリオンとナゾネックス

処方された薬はアレルギー鼻炎には一般的な薬らしいです。1つは内服薬のタリオン。眠気が来るらしいですが、普段運転しないのでこの薬が出されました。1日2回、食後に1錠。それから点鼻薬のナゾネックス。1日1回、両方の鼻の穴の中に2プッシュずつ噴霧します。あまり耳鼻科に行けない生活なので、2ヶ月分出してもらいました。検査と診察で約4200円。薬も2ヶ月分で約4000円。病院の出費ってかさみますね。

 

耳鼻科選びの重要性

実は耳鼻科は2つ行きました。1つ目に行ったところはアレルギーの検査に鼻水を取られました。15日近くかかって検査結果が出ましたが、好酸球が高いということしか診断されません。アレルギーがあるということ以外わからなかったです。しかも、何のアレルギーなのか質問すると「出す薬はどのアレルギーでも一緒だから知らなくていいでしょ?」みたいな態度でした。病院でひどい扱いされると落ち込みますね。そこで友人に勧められた耳鼻科へ行き、上記の検査を受けることになりました。非常に満足度の高い病院でした。(柏の池松耳鼻科というところです)

とても混んでいる耳鼻科で、朝一番に行っても40分くらい待ちましたが、あれだけ混んでいて、次々に早いペースで診察が回っているのに、親身に症状を聞いて下さり、また普段の生活スタイルや習慣、部屋の状況等も質問してくれ、対策も教えてくれました。病院では、自分が納得するということが非常に大事なのだなぁと痛感させられました。今後アレルギー対策に取り組んでいこうと思います。